M女の隠れ家

<奴隷 里奈> その38
「里奈、指を舐めるのを止めなさい」
僕の言葉にハッとしたような表情で、里奈は口から指を離した。

ほとんど無意識に指が口に行っていたようだ。
これまでにも何か精神的に不安定になるようなことがあると、無意識で指を舐めていたのだろう。

そのことを僕に指摘され、さらに恥ずかしくなっていくようだ。
口から話した手の指に力が入っている。



恥ずかしさにうつむいた顔が、とてもいじらしい。
口から指を離した手は、やはり自然と股間を隠すような位置に来ている。

僕の命令で白いショーツは太ももまで下げたままで、元に戻すことは許されていない。
手の影に里奈の陰毛が隠れている。

「ちゃんと顔を上げなさい、僕のほうを見るんだ」
恥ずかしそうにうつむいている里奈に、僕は言った。



「ようし、いい子だ、そのままだ」
僕は里奈にそう言ってから、カメラを置いて里奈に近付いて行った。

少し怯えたようにして、里奈は手を固く握りしめている。
「動くな」
そう言って、僕は里奈の背中のホックを外して胸からブラジャーをはぎ取った。

「あ…」
小さな声を漏らして、里奈は手で胸を隠した。



いい眺めになった。
ブラジャーをはぎ取られショーツを太ももまで引き下げられた若い女の子が、鎖のリードとともに赤い首輪を付けられて鉄格子の前に立たされているのだ。

ブラジャーを付けていた時とは、里奈の表情がまるで違う。
羞恥心が全身からにじみ出ているかのようだ。

とてもいい。
こんな姿に僕は興奮した。

まだ調教は始まったばかりだ。
しかも、ここはSMホテル「アルファ・イン」の中でも一番人気のある603号室「岩窟王」だ。

これからこの「岩窟王」の部屋で、里奈をたっぷりと苛めていく。
ワクワクしながら、僕は里奈の羞恥に悶える姿をしばしの間、眺めていた。