M女の隠れ家

<奴隷 里奈> その54
アルファ・インは、SM専門のホテルだけあって、鏡をうまく設置してある。
鏡に写る奴隷の姿は、また違う趣がある。





「ほら、鏡の写る自分の姿をよく見てごらん」

「…はい」

少し小さい声で里奈は僕の命令に答えた。
鏡の中の自分の姿を、ちょっとだけ体を離して眺めている。

「どうだ、鏡に移る自分の姿は?」

「すごい…です」

鏡の中の自分がまるで別人のように見えると言っていた。
普段の自分とのあまりのギャップに、気持ちが追い付いていかないのだろう。



冷たい鏡の向こうに、もう一人の自分がいる。
その姿は、いつもの自分の姿ではなく、とてもいやらしい姿をしている。

でも、そのいやらしい自分の姿を眺めていると、何だか不思議な気持ちになる。
後でベッドの中で里奈はそんなことを言っていた。

「さあ、里奈、右の乳首を鏡に付けてごらん」

ツンと突き出たピンク色の小さな乳首を、冷たい鏡の面に付けるように僕は命令した。
鏡の中の自分も乳首をこちらに付き出して来るのが見える。

ふたつの乳首が近づいて来てそれが触れ合った瞬間に、乳首の先端に鏡の冷たさがピリッとした刺激となって全身を駆け抜けて行く。



「ああぁ…」

氷のような冷たさが鏡に触れた乳首の先端から足のつま先まで、まるで電気のように走っていく。
瞬間、里奈は体を鏡から離した。

「だめだ、ちゃんと鏡に付けていなさい」

「…はい」
僕の命令に従って、里奈は鏡に自分の小さなおっぱいを押し付けた。