M女の隠れ家

<奴隷 留美> その6
ブラジャーもショーツも僕に取り上げられて、もう体を隠すものが何もなくなってしまった留美は、僕のカメラの前にその白い肌をさらしている。
つやのある滑らかな肌だ。
ブラジャーのワイヤーのあとが、まだ少し赤く残っている。

小さな乳首がツンと尖がっているのが、横からの写真だとよく分かる。
「ほら、どうだ? こんな恥ずかしい格好にされて」
僕の言葉に、返事はない。

だが、僕の言葉に反応して、恥ずかしさに体を前に屈めていこうとする。
「誰が屈んでいいといった? ちゃんと体を起して立っていなさい」
僕の声に留美は逆らえない。

屈みかけた体を、留美は起こしていく。
「ようし、次は縄で縛ってあげようか?」



「どうだ、留美?」

「…はい…、お願いします…」
僕の問いかけに、留美は小さく答えた。

「そのまま、そこに立っていなさい」
僕は留美にそう命令して、ソファから立ち上がり、持ってきた鞄の中から麻縄を取り出した。

「ほら、これで縛るぞ」
両手を後ろに回している留美の頬から耳にかけて、麻縄で触っていった。

「いやぁ」
初めて経験する麻縄の感触に、留美は小さく声をあげた。
顔を横に反らして、僕の手の麻縄から逃れようとする。

かわいい仕草だ。
留美の頬を僕はそっと手でなぜた。

僕の手の平に反応して、顔を手のほうに傾けてくる。
いいM性を感じさせる子だ。

「さあ、靴下を脱いでから両手を後ろに回しなさい」
僕の命令のとおりに、全裸になって両手を後ろに回して僕の縄を待っている。

僕は留美の後ろに回り、両手を揃えるようにしてグイッと背中に引き上げてから、その手首に麻縄を回していった。
白くてすべすべした留美の肌に、僕の麻縄が巻きついていく。



両手首を縛りあげた麻朝縄は、そのまま二の腕に巻きつき、乳房の上下を挟み込むような形で上半身を縛り上げていく。
まだ小さい乳房の上下に巻きつけられた麻縄は、白くてなめらかな留美の肌に食い込んでいる。

背中から肩を超えて胸の中央に届いたもう一本の縄を、グイッと引き上げると二つの乳房が中央から持ち上げられた。
「できたぞ」
これで上半身は縛り終えた。
シンプルだが一番ポピュラーで基本的な縛りだ。

体を拘束し、動けなくするにはこれで十分だ。
「はぁぁ」
留美の唇から、小さくため息が漏れる。

裸にされ赤い首輪だけの姿で、その体を隠すことも逃れることも、これでできなくなってしまった。
もう何をされても、抵抗することはできない。
その体にどんなことをされても、もうされるままだ。

「ほら、見てごらん」



「縛られた自分の姿が、そこの鏡に映っているね」

初めて麻縄で縛りあげられた自分の姿を見て、肩を少しすぼめるようなしぐさをした。
無意識で体を隠そうとしたのだろうか。

こんな恥ずかしい格好にされている自分の姿を見て、何を感じているのだろうか。
初めて会った男性に裸にされ、その白い肌を隠すこともできないように両手を後ろに回した格好で、縄に縛られている。

体に残っているものはもう何もない。
赤い首輪と麻縄だけだ。
そんな自分の姿が鏡に映っているのを留美は眺めている。

これは今日の調教の入り口に過ぎない。
調教は、まだ始まったばかりだ。

これからどんな声で留美は泣き狂うのだろうか。
そんなことを想像しながら、僕は留美が鏡に映る自分の姿をうっとりと眺めているところを写真に収めていった。