M女の隠れ家

<奴隷 留美> その7
「ほら、もっと鏡に近づいてごらん」
僕は留美に鏡のほうに行くように促した。

全裸にされて、その白い体を隠すこともできないように麻縄で縛りあげられたまま、留美は鏡のほうに一歩踏み出した。
背中には、まだ麻縄が垂れ下がっている。

留美は初めて麻縄で縛りあげられた自分の姿を見たいのだ。
M女性の中には、そんな自分の姿を見ることを恥ずかしがって鏡を見ることを嫌がる人と、留美のように見たがる人がある。

留美は自分の姿を積極的に見ようとしている。
SMホテル「アルファ・イン」の一室で、初めて会った男性から縛りあげられた自分の姿だ。



鏡のまわりには、いやらしいSMの道具や太い柱にフックなど、いろんな調教のための設備がある。
白い肌に、赤い首輪と麻縄のだけが巻きついている姿で鏡の前に立っている自分の姿に、留美は見入っていた。
他では決して見ることのできない自分の姿だ。

これまでずっと望んでいた姿が、今、ここにある。
毎晩のようにSMサイトを見て、こんなことをされるのを夢見ていた。

首輪を付けられ、全裸で麻縄で縛りあげられることを・・・。
それが今、実現したのだ。

「どうだい、麻縄で縛りあげられた自分の姿は?」
僕は鏡の中の自分の姿に見入っている留美に問いかけた。



「えっ?」
しばらくは僕の言葉の意味が理解できなかったように、返事の反応が遅れた。

「あ…、素敵です」
自らの姿に、見とれているような、うっとりとした表情で留美は答えた。

「こんな風になるんですね」

「きれいだよ」
僕は留美の姿を褒めた。



「美しい姿だ」

そう言って、僕はカメラのフラシュを光らせた。
「鏡にもっと近づいて」

僕の言葉に従って、留美は鏡に歩み寄っていった。
「そう、そのまま鏡に左の乳首を付けてごらん」

僕は留美に、いやらしいことをさせる。



僕が直接に手を下すのではなく、留美が自らいやらしくなっていくように、誘導する。
麻縄で縛りあげられてしまった女性は、とても従順になるものだ。

留美は素直に僕の言葉に従って、鏡のほうにさらに近づいて、その小さな乳首をそっと鏡の触れた。
鏡の冷たい感触が乳首に伝わっているだろう。

左の乳首を鏡の面に付けると、否応なしに目の前にある自分の姿が飛び込んでくる。
まるで、二人の女性が乳首を触れ合わせているかのような絵だ。

全裸で縛りあげられた二人の女性が乳首を触れ合わせているかのような姿は、とても妖しげでセクシーだ。