M女の隠れ家                                           <奴隷 美奈> その13  

僕は乳首から指を離した。
美奈は顔を赤くしながら、肩で少し荒い息をしている。

かがみ込もうとする美奈に、僕は命令した。
「胸を張ってきちんと立っていなさい。」

無駄な贅肉のないすっきりとした体が、赤い首輪を付けてリードにつながれた格好で、立っている。
まだ辛うじて太ももに止まっているショーツが、白い大理石のような肌にいやらしさを残している。



僕に摘まれいじられていた乳首が、さらに少しツンとしているようだ。
幼い少女のような顔立ちが、少し赤く染まっている。

乳首をいじられたことにより、これまでの精神的な羞恥責めだけではなく、肉体的にも調教を受けていくのだということを実感したのではないだろうか。
少し赤く染まった頬が、可愛い。

「どうだ? 乳首をいじられた感触は?」

僕は美奈の反応を見たくて、意地悪く聞いてみた。

少し唇が動いたように見えたが、返事はない。
さて、それでは美奈を少し自由にしてみようか。



僕は美奈の首輪からリードを外した。
美奈の行動を制約していた鎖のリードがなくなった。

しかし美奈はリードを外した後も僕の命令をそのまま守って、体を動かすこともせずに、立っている。
従順ないい子だ。



「さあ、そのショーツも脱いでもらおうか。」

僕は美奈の太ももに丸まって止まっていたショーツを脱ぐように命令した。
それまでじっと固まっていたかのような美奈が、僕のその声で動き出した。

後ろに回されていた両手を戻して太もものショーツに手をかけ、足首から外した。

「ショーツを僕によこしなさい」

脱いだショーツを手に持ったまま、どうしたらよいのかと戸惑っていた美奈に、僕は声をかけた。
美奈のクルクルと丸まっているショーツを受け取り、イスに置いた。



「恥ずかしかったら、手で隠してもいいぞ」

僕はショーツを取り上げられ、下着を何も着けていない美奈に言った。
両手をまた後ろに回さなければいけないのだろうかと迷っている美奈に、僕は許可を与えたのだ。

僕のその言葉に、美奈は素早く反応した。
これまで両手後ろに回するように命じられ、体の恥ずかしい部分を丸出しにさせられていた反動か、美奈は体をグッとかがめて、両手で強く前を覆った。

もうかがむことを妨げていたリードもない。
その身に着けているものは、赤い首輪と黒い靴下だけだ。

しかも、手は自由にしてもいいのだ。
美奈は裸の自分の体を改めて思い出したかのように、必死で体を隠している。



隠すという行為自体が、さらにまた恥ずかしさをあおるのだ。
美奈の心にまた羞恥心の炎が燃え上がっていく。

その羞恥心の炎が燃え上がるのを僕は見たいのだ。
僕はこの姿を待っていた。