<奴隷 絵美> その10
「はぁ・・・はぁ・・・・・。」
絵美が肩で息をしているのが、少し離れたところで見ている僕のところまで聞こえてくる。
丸くカーブしているホテルの廊下の壁に、倒れそうになる体を寄りかけて、辛うじて防いでいるかのようだ。
「よくここまで歩いてきた。」
「ほら、ベッドまでもう少しだ。」
僕はまるで応援するかのように、絵美に声をかけた。
絵美はうつむいていた顔を少しだけ前に向けた。
その視線の先には、ホテルのベッドが見える。
「ベッドまで来たら、その縄を解いてやるぞ。」
「あと少しだ。」
僕の声に励まされたかのように、数歩足を出したが、また股間の刺激に耐えられずに、絵美は壁にもたれかかる。
薄い陰毛の中に食い込んでいる縄が、とても痛ましい。
まだ幼さの残る股間のぷっくらとした肉の中に、2本の縄が食い込んでいるのがよく見える。
足を動かすと、その肉が動いて股間縄と擦れている様子がよく見える。
その奥のラビアの中は、どんなふうに擦れるのだろうか。
「・・・・・・・・・・・・・。」
声にならない。
「どうした?」
「あぁぁ・・・・・、ご・・主人・・さまぁ・・・。」
小さな声がようやく聞こえた。
「ほら、ちゃんと歩け。」
「ベッドまで歩いてきたら、いっぱい可愛がってやるぞ。」
「ベッドに来るまでは、僕は何もしないぞ。」
「ずっとそのまま、そこに立っているつもりか?」
「いやぁ・・・・。」
僕の冷たい声に、絵美が反応する。
いつまでも股間縄のままで、ここに立たされているわけにきいかない。
「あぁ・・・・・・。」
股間縄の刺激に耐えながら、絵美は泣き声を上げ、また歩き出した。
「い・・・ぁぁ・・・・。」
一歩、歩くたびに声が漏れる。
まるでスローモーションの映画を見ているかのようだ。
一歩の動きがとても遅い。
廊下のカーブが、まるで何メートルも続いているかのように感じる。




全裸にされ、股間縄を通されて、長い廊下を一人で歩かされている女の子の姿は、とても被虐的だ。
僕はそんな女の子の動きを、廊下の横に置かれているソファにゆったりと腰を下ろして、眺めている。
時々、そんな恥ずかしい淫らな姿にカメラを向けて、フラッシュを光らせ、その裸体を写真に収めていく。
こんな姿を写真に撮られても、もう抵抗する意志も失せてしまっているのだろう。
今はこんな恥ずかしい写真を撮られていることよりも、少しでも早くあそこのベッドにたどり着きたいという気持ちでいっぱいなのだ。
この股間縄の刺激に、もう耐えられない。
「・・・はぁ・・・ぁ・・・・・。」
深くため息をつくような声が漏れる。
絵美が、ソファに座っている僕の前をゆっくりと通り過ぎていく。
横から見ると、その小さな乳房がツンと尖がって前に突き出ているのが、とてもいやらしい。