M女の隠れ家                                           <奴隷 幸子> その6  

僕は幸子のリードを引きながら、ソファに戻りゆったりと腰を下ろした。
幸子は四つんばいで僕にリードを引かれながら付いてきて、僕の足元で待っている。

リードを引き上げると、幸子の顔が上を向いた。
まだ少し涙が溜まっている目をそっと指で拭いて、僕は幸子にキスをした。
「鞭は痛かったかい?」

「…はい、最初はとても…、…でも嫌じゃないかも…
曖昧ないい回しだが、初めての鞭の感触が気に入ったらしい。

「ようし、いい子だ。次はお前の好きな麻縄だ」
僕はカバンから麻縄を取り出して、僕の足元に四つんばいになっている幸子の体の上に垂らして行った。





麻縄が幸子の体の上に垂らされ、蜘蛛の糸が蝶を絡め取るように幸子の心を捉えていく。
白い肌の上に麻縄の独特の色が映え、とても淫らな雰囲気だ。

「ああぁぁ…」
今度は幸子は敏感に反応した。

素肌の上に垂らされていく麻縄のザラザラとした感触、そしてあの麻縄独特の匂い。
前回の調教の時の記憶が鮮明によみがえってくる。

体の芯がジーンと熱くなってくるかのようだ。
「はっ…、はぁ…、あ…」
呼吸が大きくなって、幸子の肩が動いている。