M女の隠れ家                                           <奴隷 紀子> その6  

さっき乳首を鏡につけるように命令した時の、紀子の反応を僕は見逃さなかった。
鏡に自分の乳首をつけるという行為に、紀子はとてもいやらしい表情を見せていたのだ。

そして今、また麻縄で縛り上げた紀子に、鏡に乳首をつけるように僕は命令した。
「今度は右の乳首だけを鏡につけにさい」

こうすると、紀子のいやらしい表情が鏡に写っているのも見ることができる。

「はい…、ご主人さま…」
紀子はそう決められたとおりに返事をして、股間縄の刺激に耐えながら、そっと鏡の面に自分の右の乳首をつけた。

麻縄で縛り上げられて、絞り出すように乳房全体が縄で形をゆがめられている。
そこにツンと尖がっている乳首を、鏡の面に近づけると、鏡の中でも同じように乳首が近づいてくる。

そのふたつの乳首同士が接すると、冷たい鏡の感触があった。
「……」
声にならない紀子の吐息が漏れた。



鏡の写った姿は、まるで二人の女性が乳首をくっつけているかのように見える。
とてもいやらしい写真だ。

僕はこの写真が撮りたかったのだ。
紀子はこのいやらしい命令を受け、恥ずかしい自分の姿を鏡の中に見ている。

そんな自分が尖がっている乳首を、鏡の中と自分とお互いに接するのだ。
「ようし、いいぞ」

いやらしく、そしてセクシーな格好だ。
「そのままだ、その格好でいなさい」

まるで二人の女性がいるように見える。
そんな鏡に写った姿を僕はカメラに収めていった。



さあ、次の調教だ。
いやらしく淫らになった紀子を、もっと恥ずかしい格好にしてあげよう。

僕はこの部屋にある設備を使って、紀子に片足吊りをした。
縛られている上半身の背中には、滑車のフックを取り付け、もし倒れてもフックが引っ張っている形にした後、右足を麻縄で吊り上げた。

右足に巻きつけた麻縄を、天井の梁に通して、グイッと引き上げた。
右足が持ち上がる。

片足を持ち上げた格好になり、股間縄の通っている茂みが丸見えだ。
「ほう、恥ずかしいところが丸見えになったなぁ」

僕は紀子の前で少し下から眺めるようにして、そういった。
「いやぁ…」

言葉では抵抗しても、こんな形に縛られていては、もうどうすることもできない。
ただ顔を背けて、僕の視線から顔が逃れただけだった。

この股間縄は背中のフックとも繋がっているため、体を動かせは股間縄が締まる仕組みだ。
だから体をひねることは、股間縄を引っ張ることになるのだ。

「どうだ? 恥ずかしい格好だな」
僕はそう言って、持ってきたカバンの中からピンクローターを取り出した。

「ほうら、こんなに足を開いているから、ローターも入れやすいなあ」
僕は、ラビアの間を通っている二本の股間縄を少し開いて、その間にローターを押し込んだ。

「う…、い…いたい」
ローターを入れる時、紀子は痛みを感じたらしく、声を漏らした。

その声を僕は無視して、ローターを紀子のヌルヌルしているオマンコの中に押し込んで、リモコンを吊り上げられている足の縄に挟んだ。
まだリモコンのスイッチは入っていない。



「ようし、これで完成だ、どうだ、まだ痛いか?」
僕はさっきの「痛い」という紀子の声について、問いかけた。

「ううん、今は大丈夫です」
と首を横に振って答えた。

この状態でリモコンのスイッチを入れたら、紀子はどんな反応を見せるのだろうか。
オマンコの中のローターは、スイッチを入れれば、中で暴れまわるだろう。

そしてその振動は股間縄を激しく震わし、敏感なクリトリスにも伝わることになる。
その時、紀子はどんな声でなくのだろうか。

そんなことを想像しながら、僕はローターのスイッチを入れずに、しばらくソファに座って紀子を眺めていた。