M女の隠れ家                                           <奴隷 絵里香> その1  

都内の有名ホテルの一室で、今日はこれから泊りがけの調教だ。
しかも、この日が僕と絵里香は初めて会う日なのだ。

初めて会った男性にいきなり泊まりがけで調教を受ける。
これまでに、何度もメールで話をし、また電話でも何度も調教してきたから、実際に会わなくてもお互いのことは十分に分かっている。

それでも、やはり初めて会って調教を受ける時は緊張するものだろう。
また実際に男の人の前で服を脱ぐ恥ずかしさは、別のものだろう。

僕は絵里香に四つんばいになるように命令し、首輪を付けた。
僕の足元で四つんばいになり、首輪を付けた時、僕はその首筋から顎のあたりまで手の平でさわさわと触っていった。

「うぅん…」
僕の手で初めて触られ、絵里香は甘い声を漏らした。

首を傾け、僕の手に擦り寄る猫のような首の仕草だ。
僕はイスに座り、足元で四つんばいになっている絵里香の首筋を触れ続けている。

「うぅ…ぅん…」
段々と絵里香の声のトーンがいやらしさを増して来ているかのようだ。

初めての男性の足元に四つんばいになり、首輪を付けられている。
そんな姿に自分の願望があった。
「うっう…」

「どうした、ここを触られると気持ちがいいのか?」
僕は絵里香の首筋に触り髪を撫ぜながら、言った。

絵里香は返事ができなかった。
「さあ、絵里香。立ちなさい、ブラジャーとショーツだけになって、そこに立ちなさい」
僕は絵里香に命令した。

「返事はどうした? ちゃんと返事をしなさい」
僕はこれまでの電話調教でも、名前を呼ばれたら必ず「はい、ご主人様」と返事をするように厳命している。

「はい、ご主人…さま」
絵里香は僕の声の強さに反応して、ようやく決められたとおりの返事をした。

「さあ、そこに立って着ている服を脱ぎなさい」
絵里香は僕の命令に従って、イスに座っている僕の目の前で服を脱ぎ始めた。

若い女の子が、初めて会った男性の前で服を脱いでいる。
白い肌が見えてきた。



白くて柔らかそうな肌だ。
今晩、この肌の上に麻縄が巻きつき、僕の調教で縄の痕が残ることになる。

それを想像すると、ゾクゾクとする。
絵里香は、脱いだ服を綺麗にたたんで、ベッドの上に置いた。

命令どおりにショーツとブラジャーだけになったところで、脱ぐのを止めた。
まだショーツとブラジャーを着ているが、それでももう十分に恥ずかしい。

絵里香は立たされている格好で、その手を口元に持っていっている。
激しい羞恥心やストレスは、、こういう原始的な行動につながるものだ。



「ようし、いい格好だ」
もう片方の手は、自然と股間を隠すような仕草になっている。

「それじゃあ、右手を後ろに回しなさい」