M女の隠れ家                                           <奴隷 絵里香> その11  

「ほうら、ちゃんと体を起こして」
絵里香を僕は操っていく。

「顔を上げなさい」
恥ずかしさに前屈みになっていく絵里香の体を、もう僕は何度も同じ命令をして引き起こしている。

屈んだり引き起こされたり。
同じ動きを繰り返しながら羞恥に悶える女の子の姿を見て、僕は楽しんでいる。

固く閉じている膝が、時々震えているのが分かる。
SMは麻縄で縛り上げ、鞭やロウソクで女性を苦しめることばかりだというイメージがある。



そういう責めで泣く女性を見るのも楽しみだが、その前にこうやって羞恥に悶える姿を見るのも楽しいものだ。
こんな楽しみ方は、本物の素人の女性を相手にしているS男性だけが知っている。

決してSMクラブの女性相手では、この楽しみはできない。
まだウブな若い女の子を命令どおりに操り人形にしていく時、最高に味わえるのだ。

しかも、初めて会ったその日が、一番羞恥心が強い。
ビールの一番搾りのようなものか。

おいしい、最高の味だ。
決して他では味わえない。

「ようし、それじゃあ次はその左手もさっきのように後ろに回してもらおうか」



「さあ、左手も後ろに回しなさい」

「あぁぁ…」
絵里香の声が、また漏れてきた。

絵里香は僕の命令に従って、股間を隠していた左手も後ろに回した。
胸の乳首も股間の陰毛も、ご主人様の前で丸出しになってしまった。

もう隠すすべはない。
また体が自然と前屈みになっていく。



羞恥心が何度も同じポーズを繰り返えさせる。
絵里香は僕から体を起こせと言われているのに、羞恥心がまた体を前に屈ませる。

この揺れる心が、見ている僕を楽しませる。
膝がきつく閉じられている。