M女の隠れ家

<奴隷 絵里香> その25
「見ないでください…」
絵里香はそう言いたいのだが、ボールギャグを咬まされている口からは、まともに言葉がでない。

「みはひへ…」
と意味の分からない言葉が漏れる。

しかも言葉を言おうとすると、その口からは恥ずかしいよだれが垂れてくる。
顎のあたりまで、もうよだれが垂れ始めていた。

顔が自分のよだれで汚れていく。
だが、そんなことよりもこの快感の嵐の中でもうイクことを我慢することは限界だった。

「うかぁ…」
意味の分からない声が漏れてくる。

僕は何を言いたいのかを聞きたくなった。
その口から、ボールギャグを外してみようか。



赤いボールギャグを口から外され、ようやく言葉をしゃべれるようになった絵里香は
「イク…イク…イキそう…ですぅ」
と僕に言った。

絵里香は、もう我慢できないところまで快感の中を漂っていた。
だが、僕はそれを許さない。
「まだだ」

絵里香を快感の海におぼれさせたいのだ。
「まだ僕はイッてもいいという許可を出していないぞ」

僕は絵里香にまだイッてもいいという許可を与えていないから、絵里香は許可がもらえるまでこの快感の中で狂いながらイクのを我慢しなければならなかった。
「僕の許可なく勝手にイッたらお仕置きだぞ、分かっているな」

「早く…早く許可を…くださいぃぃ」
絵里香は、僕に1秒でも惜しいかのように急きたてるようにして許可を求めてくる。

「もうだめ…もうだめっ」
だが、まだ僕は許さない。

「イクぅ…イク…イク…、イキますぅ」

「まだだ。まだ許可が出ていないぞ」



「いやあ、ご主人さまあ」、願いっ、お願い…しますっ」
いつのまにか、こんな恥ずかしい言葉を大きな声で絵里香は言うようになっていた。
淫らで淫乱なマゾ奴隷の姿だ。

「イカせてえぇ」
さっきまでの羞恥に染まっていた姿とはまるで違う、僕の手の中にある奴隷の姿だった。

「早く…早くうぅ」
絵里香は、僕に狂ったように求めてくる。

「ようし、じゃあ今からいつつ数を数えたらイカせてやるぞ。いいな」
僕の言葉に絵里香はうなづいて答えた。

「いちい…にいぃ…」
僕は数をゆっくりと数え始めた。
「ほら、僕の後に続いて、数を数えるんだ」

僕の言葉に促されて、絵里香も絶え絶えの息の中から同じようにして数を数えだした。
「いちぃ…にぃ」

絵里香の数える声がそこまで来た時、僕は不意にオルガスターのスイッチを一番強くした。
これまでとは違うビーンという高い大きな音に変わった。

「きやあぁぁ」
絵里香の体全体がイスから飛び上がったかと思うような、強い反応を見せた。

「いやあぁあ」
頭を激しく左右に振っている。

そんな中で、僕は冷たい声で言った。
「さんん、しい」

「はあ…はあ…ああぁ」
絵里はもう声が出ない。



「ほら、ちゃんと数えないといつまで経ってもイケないぞ」
拷問のような僕の責めに、絵里香は狂うほどの快感を感じている。

「ほら、次はいくつだ?」
一番強くされたオルガスターの刺激の中で、絵里香はイク寸前のところで数を数えさせられている。

普段なら何でもない、ただ数をいつつ数えるだけのことが、今はとても遠くに感じる。
「ああぁ、さん…しぃ…」
激しい快感を我慢しながら、喉の奥から搾り出すようにして、絵里香は数を数えた。

「ごお」
僕は最後の数を言った。

「ご…、イク…イク」
絵里香の振り絞るような声だ。

絵里香の体が、ビクン、ビクンと上に跳ね上がるようにして動いている。
「よし、イケ、イッていいぞ」
僕は許可を出した。

「くっ…」
僕の言葉に反応して、それだけ小さく声を漏らして、絵里香は体をのけぞらせて硬直した。