M女の隠れ家

<奴隷 絵里香> その26
絵里香はしばらくの間、言葉もなく息を止めていた。
「……」

その後で大きく息を吐いた。
「はあ、はあ、はあ…」
ビクンビクンと足の筋肉が動いている。

狂い泣く快感の嵐の中でたっぷりと翻弄され続けた後の、天国の境地だ。
体全体がフアーッと浮き上がるほどの気持ちよさが、絵里香を今天国に連れて行っている。



狂うほどの快感の後、絵里香は意識が飛んでいるかのようだった。
僕は絵里香の体を縛り付けている麻縄を解き、ふらふらになっているその体を抱きかかえてベッドの横たえた。

ベッドの上で、絵里香はしばらくはまるで死んだようにぐったりとしていた。
僕がその体を抱きしめた。

「いい子だ。素敵だったよ」
そう言って絵里香の髪を撫ぜ、キスをした。

「ご主人さまぁ」
それだけ僕の声に答えた後、絵里香は僕にしがみついてきた。
汗ばんでいる絵里香の体を抱きながら、僕も十分に満足できる時間が過ぎっていく。

夜はまだ長い。
これからもこの部屋で一緒に過ごす時間は、まだたっぷりと残されていた。

ベッドの中で僕と絵里香はお互いの体を求め合い、その後で深い眠りについた。
どれだけの時間、眠っていたのだろうか。

ホテルの部屋の照明を暗くしていたので、時間の感覚が狂っている。
まるで時が止まっているかのような不思議な感覚だった。

僕が喉が渇いて水を飲もうと起きた時、絵里香も目覚めていた。
もう絵里香は完全に回復していた。

絵里香も同じように水を求め、ベッドの中で抱き合った。
それから、僕はさらに調教を進めていった。

「よし、絵里香、ベッドから降りてそこに立ちなさい」
僕は、また麻縄を手にして、絵里香にそう言った。

「はい、ご主人様」

今までと同じ言葉で返事をしているのに、その声のトーンがまるで違って聞こえる。
どこか甘えているかのような、そんなトーンだ。

僕はそれが可愛いと感じた。
だが、調教はしっかりと進めていく。

僕は絵里香の体に麻縄を巻きつけていった。
上半身を縛り上げた後、今度は股間縄を咬ませていく。



この股間縄の縛り方は、誰から習ったものでもない。
僕が勝手に考えた独自の縛り方だ。

これで色がついて入れば、ショーツのように見える。
だが、2本の麻縄が股間の一番敏感な部分を通り、それを左右に押し開くように縛っている。

ラビアを間を麻縄が通っているのだ。
2枚のラビアを押し開くようにしている縄はお尻を回っているから、歩くと股間の敏感なところを通って縄にその足の動きが伝わり、股間縄も動いてしまう。

足を動かせば、敏感な部分が擦れるのだ。