M女の隠れ家                                            <2005年3月の日記>


2005年3月の日記

3月2日
いよいよ3月に入りました。
春というにはまだ寒い日もありますけど、近所の梅の花はきれいに咲いています。
空気を鼻から胸一杯に吸い込むと、鼻腔の奥に春の匂いを感じます。
春の匂いってどんな匂いかと言われても言葉でうまく表現できなくて困るんですけど、そうですねぇ・・・、風邪の治りかけの時に鼻が詰まっていたのがスポンと通って、冷たい空気が鼻の奥を流れていく感じでしょうか。(何かヘンな表現ですね。)



会社ではそろそろ人事異動のシーズンになりました。
僕の会社でも異動辞令が出た人がいて、転勤の挨拶をしていました。
電車の中でも、花束を抱えているスーツ姿のサラリーマンを何人か見かけます。

これから多くの人が動き、そこにいろんな別れと出会いが生まれます。
住み慣れた土地を離れ、見知らぬ土地に行くことになる人もたくさんいるでしょう。
親しい人との別れがあり、愛する人との別れもあるでしょう。

今はちょうどそんな悲しい、思い出の季節です。
この時期になると、昔の別れを思い出します。

3月5日
SMについての好み、どんなプレイに感じるか、興奮するかということについては、本当に人それぞれだと感じます。
あるM女性は、言葉で恥かしいことを言われたり、いやらしいことを命令されたりするととても興奮するといいますし、またあるM女性はお尻をぶたれると感じるといいます。
乳首やラビアにクリップを付けられるのが好きという人もいました。

首輪を付けられると、とても幸せな感じがすると表現した子もいましたし、ボールギャグを付けられて言葉を話せなくさせられヨダレを垂らしていると、すごく恥かしくて興奮するという人もいました。

どんなプレイが好きか、どんなプレイならダメなのかは、実際にお会いしてプレイする前にしっかりと聞いておきたいのですが、SMは全く初めてという方が多いので、ご自身でも本当のところはよく分からないという人が多いのです。
だから初めての調教では手探り状態でプレイすることになります。
3、4回くらいお会いして調教をすると、その人の好みや性癖などが大体分かってくるんですけど、第一回目はとても大変です。

M女性の表情や声のトーン、言葉で推測しながら、手探りで調教していくので、通常の3倍くらいのエネルギーが消費されるような気がします。
調教した後は僕ももうヘトヘトの疲労困憊となるんです。
でもそれで僕の調教に満足してもらえたなら、こちらとしてもとてもうれしいんですけどね。
あまり満足してもらえなかった時は、すごく残念・・・・。

SMはとてもデリケートなものです。
ほんの少しの違いでも、お互いの相性が合わなければ、それは満足には至りません。
だからいい出会いには、何か運命的なものを感じます。

3月10日
僕の使っているSM道具についてのページを作って、少しずつアップしています。
まずは縄をアップしました。
縄でも麻縄、綿ロープ、ナイロンロープという素材の違いがあり、また太さや長さ、色の違いで、それぞれの持ち味があります。

M女性はあまり道具にこだわることはないと思いますけど、S男性は結構道具にこだわりを持っている人が多いものです。
M女性はどんな道具かということよりも、その道具を使う人がどんな人かということが何よりも大事だから、道具にはそんなに興味がないということだと思います。
ところがS男性にとっては道具はM女性をうまく満足させてあげられるかどうかの重要な項目ですから、とても関心の高いものなんです。
どんな道具をどう使うかによって、M女性の満足度が違ってくるといえるでしょう。

僕もこれまでにいろんな道具を買い揃えています。
その写真を撮ってコメントも付けて順にアップしていきますので、S男性の方はぜひご覧ください。
M女性の方は道具にはあまり興味はないかもしれませんけど、まあ、お暇な時にでも覗いてやってください。
「こんなにいろいろあるんだぁ。」って思えるはずですから。

3月19日
今日から3連休です。
暖かくなってきて、春らしい気候です。
この3連休は天気にも恵まれ、行楽に出かけられる方も多いんじゃないでしょうか?
大好きなご主人様と、行楽地にデートに出かけるなんて、最高に楽しそうですね。
しかも、夜は行楽地のホテルでおいしい料理を食べて、しかも露天風呂なんかに入ったりして・・・。
たまりませんなぁ〜。

僕の住んでいるところの近くにも、もう梅の花がいっぱい咲いています。
そして、気の早い桜の花も一部では咲き始めています。
春ですねぇ。

春は別れの季節・・・、いろんな別れがあります。
悲しい別れもありますが、その一方で期待に胸を膨らませて新しく旅立つための別れもあります。

新しい旅立ちの人は、今は引越しなどで大変なことでしょう。
僕もこの時期に何度も引越しの経験をしています。
引越しは荷造りから部屋探し、いろんな手配など、短期間のうちにしなければならないことが山積みで、とても大変です。
新しく買わなければならないものもたくさんあります。
部屋のカーテンや照明も買い揃えなければなりません。
そんなものを準備して荷物を整理してから、運送屋さんに依頼するんですが、これがまたこの時期は混んでますから、なかなか日程が合わないんです。
何度か運送屋さんと調整して日取りを決め、荷物も運び終えることができました。

新しい部屋に入った初日の夜、まだ荷物のダンボール箱も開いていないけど、もうクタクタでとりあえず布団で寝られることをよしとして寝込んだことを思い出します。
見慣れない部屋の天井を見て、部屋の明かりを消した時、急に寂しさを感じたっけ・・・。
一人ぼっちの夜でした。
まだ寒さの残る春、悲しい別れとそんな新しい始まりの一歩が思い出されます。

3月22日
毎日の通勤電車から窓の外を眺めていると、桜の花があちこちにもう咲いているのを見かけるようになりました。
電車に乗っているサラリーマンの中にも、コートを着ていなくてスーツだけの人を何人も見ます。
確かに混雑している電車の中では、コートを着ていると少し暑いと感じるようになりました。
そろそろ天気のいい日は、コートなしでもいいと思います。
もう春なんだなあと実感させられます。

風の冷たさが柔らいだ春の夜は、何だか不思議な世界につながっているような気がします。
「春の夜」は、時間や次元を隔てている壁がいつもより薄くなって、別の時間や次元が時々透けて見えたりするようなそんな不思議な気分にさせてくれます。
満開の桜を夜に見ると、惹きつけられるような美しさの向こうに、深い恐怖を感じるのはなぜでしょうか・・・。

普段は決してみることのできない別の世界が、不意に見えたりするのではないかと感じるのかもしれません。
桜の花の咲く頃の「春の夜」は、とても不思議な感じがします。