M女の隠れ家                                            <2008年10月の日記>


2008年10月の日記

10月1日

僕が一年の中で一番好きな10月になりました。
この時期が最も過ごしやすく、そしてSMにも最適です。



M女性の真っ白な肌に麻縄をかけていく時、どんな風に縛ったらいいかといろいろ考えます。
新しい縛り方にチャレンジし、それがきれいに決まったら、とてもうれしくなります。

10月3日
先日、用事があって新宿駅の隣の大久保駅に降り立ちました。
行って、びっくり。
「ここはどこ?」と思うほど、まわりは外人だらけです。
韓国語や中国語、それに何語か分からないような言葉を話している人がいっぱい。

食事をしようとファミレスに入ったら、そこでも中にいるお客の大半が外国人で、ウエイトレスは中国人でした。
(胸に付けている名札から、中国人と分かります)
カタコトの日本語で、メニューの注文を復唱しています。
それを聞いて、ちゃんと注文どおりの料理が出てくるのかすごく不安になりました。

ま、料理はちゃんとしたもので、おいしかった。
まだまだ世間には、知らないところがいっぱいあります。
ほんの近くでも、行ったことのない土地には珍しいものがあります。

いろんなところをのんびりと散策してみたい、そんな夢を持っています。
できれば愛奴と一緒に・・・。

10月4日
10月に入って最初の週末です。
とても穏やかで、気持ちのいい秋の空気が流れています。
特に何も変わったこともなく、静かな週末です。



秋の空に誘われて、秋の花の写真を撮りに近くの公園まで散歩してきました。
コスモスは僕の大好きな花です。
大好きな季節に咲く花です。



コスモスの白い花の中に小さな虫を見つけました。
花の蜜を吸っているのでしょうか。

さわやかな秋の青空の下でコスモスの花を見ていると、少し気持ちが和らぎました。

10月5日
遠い昔のことを、時々思い出します。
ずっと以前に別れてしまって、もう会うこともない人のことを不意に思い出します。
何の脈絡もなく、ある日突然、遠い過去のことが鮮明によみがえってきます。

いつも待ち合わせていた駅の風景が、僕の脳裏によみがえります。
もうあれから何年も行くことのなかった駅の様子が、まるでほんの先週のことのように思い出されます。
こんな記憶の揺れを感じるたびに、胸が締め付けられるような息苦しさを感じます。

静かな秋の日は、時に人の心を揺らします。

10月15日
いつの間にか、日が過ぎていきます。
忙しさに振り回されているうちに、10月も半分が過ぎてしまいました。

先日、久しぶりにいつもの道をサイクリングに行ってきました。
約3時間ほど自転車で走っていると、顔に当たる風が冷たくて季節の変化を実感しました。
前回、この道を走った時は、まだツクツクボウシが鳴いていたのを思い出します。

そして今は、秋の虫の音が聞こえます。
季節や時代は、人の心よりも早く変化していくものです。
僕の心の中には、まだ残暑が残っているようです。
そんな僕の気持ちを置き去りにして、季節は過ぎていきます。
見上げれば、秋の空です。

10月16日
最近のSM動画サイトは、以前と比べるとすごく過激になってきているような気がします。
モデルの女性も、ずっときれいです。
これはどう考えたらいいのかと、僕は思案してしまいます。





こういう過激なSM動画サイトが流行る背景には、かつてのビデオレンタルショップからブロードバンドが普及したことにより、動画配信にお客が流れているからではないかと考えています。
かつては僕もレンタルショップによく行って、SMビデオを借りたりしていました。

でもレンタルショップの店員さんが若い女性アルバイトだったりすると、結構恥ずかしいんですよね。
アダルトコーナーに入って、そこからSMビデオを持ち出して、受付カウンターに持って行くのって。

カウンターに他のお客が並んでいたりすると、その後ろにSMビデオを持って並ぶのはかなり根性が要ります。
3本まとめて借りると1000円とかのビデオは、DVDと違ってかさばりますからSMビデオ3本を抱えてカウンターの前に並んでいると、いかにも怪しげな男に見えたりします。
でもSMビデオを見たいという欲望には勝てませんでした。
周りの人の目を気にしながらも、いっぱいビデオを抱えてカウンターの前に立ちました。
あの時は、早くSMビデオを見たいという期待と、恥ずかしさで結構ワクワク・ドキドキでした。

今ではこういう動画配信がありますから、もうレンタルショップに行くことはなくなりました。
あ〜、なつかしいなあ。

10月17日
アメリカ発の金融危機が、今、世界中を覆っています。
連日、ニュースでは株価が大きく下がったとか上がったとか、いろいろと報道されています。
大体、10年に一度くらいは株価の大幅な値下がりがあるそうですが、今回のは100年に一度くらいの大きな危機だということです。

実際に生活しているぶんには、その影響はまだあまり出ていませんが、これから段々と景気が悪化し生活も苦しくなっていくそうです。
何だか暗い話ばかりです。
世界の経済の仕組みが、これまでのアメリカ中心の金融経済から、別なものに変化している途中に、今はいるということだと思います。

今は100年に一度の危機といわれているわけですから、その前のは何だったかというと「世界大恐慌」です。
1929年に起きたニューヨークの株価大暴落から「世界大恐慌」が始まり、その後1941年の第二次世界大戦の始まりまで暗黒の時代が続きます。
そして1945年の第二次世界大戦の終わりまで、世界中の人々は苦しみの中で喘ぐこととなったのです。

世界各国の指導者が政策を誤れば、また歴史に残る悲惨な時代が再現されることになります。
今、その暗黒の時代の入り口に、いるのかもしれません。
そうならないことを祈るばかりです。

10月19日
今日はとてもさわやかな秋晴れです。
やっぱりこんな日はサイクリングに行くのが一番ですね。
絶好のサイクリング日和です。

いろんな趣味やスポーツがあり、人それぞれの好みや楽しみ方があっていいと思います。
僕はサイクリングを楽しんでいるのは、一人だけでも楽しめるからです。
何人かが集まらなければできない趣味やスポーツは自分のペースでできないので、僕のようにビジネスマンで時間が制約される者にとっては難しい部分があります。

サイクリングは自分の気の向いた時にできるのがいいんです。
でも、一人ぼっちのサイクリングはちょっと寂しいところもあります。
最近、寂しさが僕の心の中に広がってきています。
ふとしたことに、寂しさのあまり息苦しくなることがあります。

でも、それを嘆いてもしょうがない・・・。
さ、服を着替えて、自転車とともに出かけよう。
青空と秋風が僕を待ってくれていますから。

10月21日
仕事の多忙な日が続いています。
仕事ですから、忙しい時期もあれば暇な時もあるものですが、今回はかなり忙しい。
もうしばらくこの状態が続きそうです。

書きかけの小説もなかなかその後の筆が進みません。
そんな中でも、この日記だけはなんとか更新し続けていきたいと思っています。

今は仕事が、まるで嵐の中にいるように感じるほどです。
一日の勤務時間も極端に長くなって、アパートに帰ってきたらもう深夜になっています。
帰宅後は、バタンキューです。

でも仕事中は意外とハイテンションです。
仕事中にハイな分だけ、オフの時は気分の落ち込みが激しいようです。
家にいる時は、気持ちが暗くなってしまいます。
この日記にボヤキが多くて後ろ向きなのは、仕事の忙しさが影響しているのかもしれません。

10月25日
雨のせいで気温が下がり、秋らしい肌寒さになっています。
いつも行く近くの公園の木々にも、色づき始めています。

さて、最近のニュースを見ていますと、世界同時株安や原油価格の下落などの経済ニュースが目に付きます。
原油価格は今年の7月に最高値の1バレル147ドルでした。
それが今は1バレル64ドルと半値以下に値下がりしています。

そして為替も1ドルが120円台だったものが、今では90円台にまでなっています。
この原油価格の値下がりと為替の円高の相乗効果で、ガソリン価格は本来ならば1リットル当たり100円以下になってもいいはずだといわれています。
さらにガソリン価格以外にも、電気やガス料金も値下げしなければならないところなのです。

それなのに、値下げの話はあまり出てきていません。
値上げする時はあれほど言っていたのに、今度はだんまりです。
「おいしい思いをしている人は、黙っている」という言葉のとおりです。

経済は2面性がありますから、一方で苦しい思いをしている人がいれば、別の一方で「おいしい思い」をしている人がどこかに必ずいます。
ガソリンや電力の他にも「おいしい思い」をしている人達がいるはずです。
そういう人たちは、今は黙っています。

10月26日
先日、ある方からメールで「調教の最後にはセックスをしているが、いつもそうなのか?」というご質問をいただきました。
調教写真館では、最後にセックスをしていることを書いていますから、そう思われるのも当然だと思います。

でも実際は、僕には調教とセックスは別なのです。
セックスをする時としない時では、半々くらいでしょうか。
相手のM女性がセックスを望むかどうかとその場のムードによって、することもあればしないこともあるということです。

調教だけで満足する女性も多くて、そのあとでセックスまで望まないという女性も多数います。
僕自身は、セックスはしてもしなくてもどちらでもいいことなのです。
S男性の中には、調教することをセックスの前戯のように考えている人もいるようですが、僕にとっては調教がメインです。

例えていうなら、セックスは食後のデザートのようなものなのです。
メインの料理でお腹がいっぱいになれば、デザートはあってもなくてもかまいません。

10月31日
夕暮れが、ずいぶんと早くなったなあと感じます。
気温も下がり、秋が深まっています。

会社の窓から見えるビルの谷間の夕暮れに、ふと寂しさを感じたりします。
もう何度、この夕暮れを見たことでしょう。
ガラス窓に映る夕日の赤さは、直接見る夕日とは少し違って見えます。

ビルの谷間の底には、車の赤いテールランプが光り始めています。
忙しさの中にも時が流れ、季節は過ぎて行きます。

僕の大好きな10月も、今日が最後です。