M女の隠れ家

<2011年3月の日記>
2011年3月の日記

2011年3月1日
まだ肌寒い日が続きますけど、季節はもう春です。
近くの公園では梅の花が咲いています。

3月は人が動く時期です。
大切な人や大好きだった人との別れもあるでしょう。

でも、みんな新しい未来に向かって頑張っているんだと思います。
手を振って「元気でね」って明るく送り出してあげたい、そんな3月です。



3月2日
また、寒さが戻ってきて、まるで冬に逆戻りしたかのような日です。
3月はこうやって、寒い日と暖かい日が交互にやってきて、それでも少しずつ暖かい日が多くなって、春になります。

僕はSMの道具の中で、麻縄をとても大切にします。
アダルトショップで買ってきた麻縄を、僕の手で一本ずつ長い時間をかけて加工して、僕の身体の一部であるかのような存在に作り上げます。
僕の麻縄には、僕の心がこもっているのです。

だから、その麻縄で縛られると、M女性はとても不思議な気持ちになったり不思議な体験をすることがよくあります。
僕は「魔法使い」ではありませんけど、「縄使い」と言えるかもしれませんね。



3月3日
今日は、桃の節句のお雛様です。



これは某駅前デパートに飾られていたものです。
偶然、通りかかった時に、持っていたカメラで撮影しました。

すごく精巧に作られていて、作り物としては「ほおーっ」て感じますけど、男性の僕にはそれ以外にはあまり感動がありません。
こういうお人形に関心を持つのは、昔から同じなのでしょう。
現代なら、さしずめフィギュアと呼ばれるところです。

昨今はフィギュアの世界も幅が広がっていて、SMフィギュアというのもあるそうです。
このあたりの趣味になると、僕はこんなフィギュアを眺めながらお酒を飲むなどという好みにまでは入れません。

SMは純粋にM女性と1対1でするものという感じがして、ファギュアを作って楽しむとかそれを眺めて楽しむという世界は、僕の好みとは少し違う・・・かもしれないし、違わないかも・・・。



3月4日
先日、こんなニュースが流れていました。

衣装の抗議受け、氣志團の所属事務所が謝罪

< 2011年3月2日 21:00 >

 人気バンド「氣志團」が、衣装についてユダヤ人人権団体から抗議を受けていた問題で、氣志團の所属事務所などが2日、謝罪した。

 問題とされていたのは、先月23日、氣志團が「MTVジャパン」の番組で着ていた衣装。アメリカ・ロサンゼルスに本部があるユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は、氣志團の衣装について「ナチス親衛隊のような制服で衝撃と失望を感じた」などと強い調子で非難し、謝罪するよう求めていた。

 この要求を受け、氣志團の所属事務所は2日、ファクスとホームページでコメントを発表した。「思想的な背景を有するものではありませんが、非常にショックを与えたことを深く謝罪するとともに、深く反省いたします。氣志團のメンバーも同様に深い謝罪と深い反省を示しています」と謝罪し、問題となった衣装は今後一切使用せず、廃棄することを発表した。

 また、番組を放送したMTVジャパンも「決して誰かの気分を害する意図はなく、これまでもキャンペーンを通じ、差別に対する若者の意識向上を目指してきており、今回の件も真剣にとらえております」とコメントしている。

僕は、このニュースを見て氣志團」って、だれ?って思ったのが、まず最初でした。
しかも、その程度の知名度しかない日本のロックバンドの衣装に文句を付けてるって、とても違和感を感じました。
このニュースに関しては、この方のブログがなかなかよくできています。
http://warabidani.iza.ne.jp/blog/entry/2177028/

着ている服にアメリカの知らない人からイチャモンつけられて、すぐに「ごめんなさい。この服はもう着ません。捨てますっ!」って詫びを入れたわけです。
このつっぱりボーヤたちには「ごらぁああ! ちったあ根性見せんかい!!」「少しぐらい、つっぱらんか!」って、言いたくなりますね。
こういう軟弱者は「へのつっぱり」にもならないと言います。

もっとも、謝ってこれで済むと考えているなら、おめでたい話です。
こんな三流ロックバンドの衣装に文句を付けたのはただの言いがかりに過ぎず、この「サイモンウィーゼンタール・センター」なる団体の真の目的はこのロックバンドが所属する事務所の親会社(つまりソニーグループ)からカネを巻き上げることでしょう。

本当の問題は、これから発生します。
小さなことにイチャモンを付けて、人権団体への寄付金という名目で大手企業から金を巻き上げる手口は、日本でも昔から使われていました。
グリーンピースやシーシェパードなどの、エセ環境保護団体もやっているお馴染みの手口です。

企業にとっては人権団体や環境保護団体への寄付金ですから全額税金控除されますので、少しも痛くはありません。
やっかいな問題に時間を取られたり企業イメージがダウンするよりも、寄付金で済むならそれのほうが簡単です。
寄付金の額は、日本の大手企業なら年間で数億円というところが相場でしょうか。

今回のは芸能ネタでしたのでニュースになっていますけど、企業活動の一部に環境問題があるなどとしてグリーンピースなどから抗議文が届き、寄付金を支払っている日本の企業は相当数に上ると見られています。
それらはニュースになることもなく、世間にはほとんど知られていません。

ああいう人権団体や環境保護団体はどこかに大きな資金源を持っていないとあれだけ大がかりな活動は維持できないものですが、その一部が日本企業というわけです。

3月7日
寒さが戻ってきたり、また暖かくなったりを繰り返しながらも、少しずつ暖かさが増してきているような気がします。
もうコートもいらない日が増えてきました。
僕はまだ花粉症ではありませんので、この季節は嫌いではありません。

桜の開花予想が出始める頃、僕は何度も引越しを経験してきています。
サラリーマンですから、転勤からは逃れられませんでした。
住み慣れた土地から離れ、気の合った仲間たちとも別れて、一人ぼっちで知らない土地に転勤していきました。

引越し荷物をまとめていると、もう忘れかけていたものが不意に棚の中から出てきたりします。
それを手に取ると、とてもなつかしい思い出が、急に胸の奥から溢れ出してきました。
引越しの準備であわただしい時なのに、その思い出が止まりません。

楽しかった時のことが、記憶の底から鮮明によみがえってきます。
思い出の中の顔は、なぜかみんな笑顔です。

引越し作業で散らかった部屋の中で、時が止まっています。
まだ弱い春の日差しが窓から差し込んでいます。
引越し作業の手が止まって、涙がポタポタとこぼれます。

3月10日
僕のこのサイトは、SMについての情報をたくさん載せています。
この日記やコラム、SM道具やSMホテル、相談の掲示板などに、SMに興味のある人にとって役立つ情報がいろいろあると思います。

でも、SMクラブの情報は、まだ載せていませんでした。
SMについての情報をできるだけたくさん載せたいと思っていながら、SMクラブやハプバーなどの情報が欠落していたのです。
僕自身がSMクラブについてあまり詳しくないのが、載せていなかった理由です。

このたび、SMスキッパーさんのサイトのリンクを貼りました。
 ↓ こちらです。



SMクラブの情報が満載ですので、行かれる方はまずこちらを見てからですね。

3月12日
大変なことになりました。
すごい地震です。

みなさんのご無事を祈ります。
僕は大丈夫でした。

多くの方々が亡くなられたり、怪我をされたりしていると思います。
家や財産を失った方も多数いらっしゃることでしょう。
言葉も出ません。

3月15日
テレビでは、見ているのが息苦しくなるほどの映像が放映されています。
あの映像の状況からも、現地で実際に被害に遭われている方々の痛ましさが伝わってきて、見ているのがつらくなります。

いつも見ている町並みや家が突然悲惨な姿に変わり、大切な人を失う辛さ・悲しみを思うと、胸が締め付けられるようです。
目覚めたらいつものような朝であって欲しい、悪い夢であって欲しい、元の生活に戻りたいと願いながらも避難生活をしている方々の気持ちを想像してしまいます。

一方で、原発事故に対する東京電力や政府の対応には、いらだちを覚えます。
こういう緊急事態への対応能力は、大きく欠如していると感じました。

平時においてリーダーに求められるものと、緊急時(有事)の際に求められるものはまるで違うということです。
それを同一の人間が対応しようとするのは、無理がありそうです。

緊急事態省のような専門の組織を作って、緊急事態とは何か、どうすべきかということをしっかりと認識した人達が対応するようにすべきだと感じました。
政争や選挙に勝つことが上手なだけの人達では、とても無理です。
東京電力にしても、上司から気に入られることに長けているだけの人が組織の上に立っているわけですから、これはさらに無理です。

我々の生命に直結する事態でのいろんな判断や対応をあのような人達に任さなければならないということに、強い不安を感じます。

3月16日
日本のみならず世界中の人が、原発事故の推移を見つめています。
今後、さらに危機的な状況になるかもしれないのに、避難所にいる人たちは逃げることもできません。

自宅にいる人でも、鉄道は止まっているし、ガソリンスタンドは品切れ状態で、水も食料もないのでは車での移動も困難です。
原発から逃げられないのです。
日本中が恐怖と不安の中で、テレビを見つめています。

もし幸いにして、これ以上の被害の拡大がなかったとしても、将来、東京電力の幹部や社員は福島原発近隣の住民や自治体から訴えられ、大がかりな裁判が何年も続くことになるでしょう。
今現在の対応如何で、東京電力の幹部や社員は刑務所に入ることになります。
彼らは、今、何万人という人の命を懸けたロシアン・ルーレットをやっているような気がします。

3月17日
アメリカ軍が「オペレーション トモダチ」(トモダチ作戦)という名称で、支援に乗り出しています。
彼らが福島原発への対応で成果を上げられれば、まさにヒーローになるでしょう。
アメリカは日本においてヒーローになる千載一遇のチャンスにいるわけです。

一方で、人の不幸を金儲けの手段にする輩も必ず存在します。
困難に陥っている人ほど、狙いやすいものはありません。
こちらも千載一遇のチャンスと見て、すでに動き出していることでしょう。

幸いにして被災しなかった人は、このような輩からしっかりと防御しておくことも併せて大切な行動です。
人の隙を突いて行動するのが、このような輩だからです。
そういう輩は日本人にもいますが、むしろ日本人が海外から狙われていると見たほうがいいでしょう。

  

我々は、こういう時にこそ冷静になって何をするのが正しい行動なのかを、落ち着いて考えることです。
被災地の惨状や原発事故の恐怖におののいているばかりではなく、しっかりと正しい行動は何かを考えるべきです。

あれだけの災害ですから動揺するなというのは無理ですけど、日にちがたてば気持ちも落ち着いてくるものです。
さあ、これから自分は何をすべきか、じっくりと考えましょう。

3月18日
他のサイトやブログを見ていると、この大震災以降は更新が止まっているところがいくつもあります。
SMどころではないという気持ちもあるのでしょう。

ご自身が被災されたりしているかもしれません。
避難所にいるなら、もちろんサイトやブログの更新はできませんから。

被災していなくても、 SMのことなど書く気にならないというのも、よく分かります。
僕も今はSMのことに関心が薄れていて、この日記も地震がらみのことばかり書いています。

でも、僕は更新を止めるつもりはありません。
もともと、僕の日記はSMのこと以外に時事問題など日々僕が感じたことなどを書いていましたから更新していけますが、SMのことだけを限定して書いていたサイトやブログは更新が難しくなっているのです。

僕のサイトやブログのアクセス数は、震災前と比べると2〜3割ほど減っています。
こんな中でも、まだ7〜8割の方が見てくれているというのは、とてもすごいことだと思います。

3月19日
自然の猛威の前には、人間の力はなんと無力なのだろうと思い知らされます。
そして、人の運命というものについて、考えさせられます。

津波は、信心深い人も無神論者も、正直者もうそつきも、善人も悪人も、働き者も怠け者も、お金持ちも貧乏人も、やさしい人も冷たい人も、美しい人も醜い人も、頭のいい人も悪い人も、どれほどの違いがあろうともそんなことはお構いなしに全てを呑み込んでしまいました。

助かった人と亡くなった人の違いは、ただ「その日その時、そこにいた」かどうかというだけです。
たったそれだけの違いです。

いくら日頃の行いが良くても、真面目に努力していても、何の関係もありません。
ただ「その日その時、そこにいた」というだけで、大切な人を大事な命を財産を失ってしまったのです。

これを理不尽だと言っても、始まりません。
起きてしまったことの結果を受け入れるしかない、そしてこれから何ができるかを考えるしかない、そう思います。
辛いことです。

3月22日
3連休が終わり、今日から通常の仕事です。
震災の影響はまだいろんな形で残っていますけど、仕事には継続性というものがありますので、いつものように始まります。
何人かの人から、知り合いなどが西のほうに疎開していると聞きました。

放射能の影響は、政府や東電の発表が信用できませんので、不安になります。
正確な情報を発表してしまうとパニックになるだろうと、放射能の数値や影響を少な目に発表しているのではないかと感じてしまいます。

在留邦人に対して日本からの国外退去の勧告を出している国もあるほどですから、東京にこのまま留まることは正しい選択なのかと迷います。

3月23日
震災関連のことばかり日記に書いてきましたので、今日は少し別の話題も・・・。

僕は写真を撮ることも好きです。
でも、あまり機材にはこだわりを持っていません。

どのカメラがいいとかどのレンズがどうこうということには、それほどの興味はありません。
「何で撮るか」ということよりも、「何を撮るか」や「どう撮るか」ということに僕の関心は向いていました。

SMでは、もともと調教道具が多くて、大きなカバンがいっぱいになるほどの道具を持って動かなければなりません。
そこに、さらに写真撮影のためにいろんな機材を加えると、これは大変なことになってしまいます。
だから、カメラなどの撮影機材は、できるだけ小さくて軽いものが求められるのです。

でも、調教道具が自然と増えていくのと同じように、撮影のための機材もいつの間にか増えてしまっています。
もっといい調教がしたいとか、あんな調教はどうだろうかと考えいているうちに、自然と調教道具が増えていきます。
そして、もっといい写真が撮りたいという気持ちがあれば、撮影機材もいつの間にか増えて行ってしまいます。

新しい道具を買って手にしている時、また小さな喜びを感じます。
まるで子供みたいですね。



3月24日
写真を撮る時、その写真からM女性の息遣いや恥じらう心の動きが感じられるような写真を撮りたいと思っています。
いくらきれいな女性をモデルに使っていても、いくら高価なカメラで撮っても、いくら腕の良いカメラマンであっても、その写真から何かが感じられなければ、SM写真としての価値があるとは言えないと思っています。

他のサイトでも、とてもきれいな写真を撮っているのがあります。
でも、そこに載っている写真からは女性の恥じらいが感じられません。
女性の息遣いが感じられません。

「絵」としてはきれいでよくできているのですが、心に感じさせるものがないのです。
女性の恥じらいや悶え、心の揺れが感じられるような写真を、僕は撮りたいと思っています。



3月28日
愛奴を調教していて、その途中に何度か休憩をいれます。
ベッドでしばしの休憩を取って抱き合っている時、愛奴は「舐めてもいいですか?」とよく聞いてきます。

「いいよ。好きなだけ舐めなさい」と答えると、うれしそうに微笑んでそれから、僕のものを手に取って唇を寄せます。
最初に軽くキスをしてから唇と舌で全体を舐め回します。

たっぷりと舐め回した後で、僕のものを口の中いっぱいに頬張ります。
僕のものをくわえたままで、前後に頭を動かしていきます。

僕は愛奴の髪が揺れるのを眺めています。
時々、上目使いで僕の顔をチラリと見ますけど、手と口は僕のものから離れません。
うれしそうに眼が微笑んでいます。

3月29日
もう桜の花が咲き始めています。
例年なら、今頃の時期はカメラを持って桜の写真を撮りに行ったり、サイクリングに出かけたりと活動的になり始める頃です。
でも、今年は震災の影響で、気持ちが沈んでいます。

これまでに、テレビのニュースを見て、何度涙を流したことでしょう。
亡くなられた方々やそのご家族、被災された方々のことを想像してします。

想像するだけでも辛くなるほどです。
だから、最近はあまりテレビを見ないようにしています。

これから先、何年も桜の花は、この震災の悲しみを連想させる花になるのでしょうか。