M女の隠れ家                                            <小説 淫虫−6>


第6話  リビングのソファで

奈津美の作ったおいしい料理を食べ終えた二人は、リビングのソファでくつろいでいた。
二人はソファに並んで座り、テレビのスイッチは切られている。
代わりにDVDからスローテンポなムードミュージックが流れていた。

昭から奈津美に問いかけた。
「いつ頃から縛られたいって思っていたの?」

「うぅん・・・、そんなこと、もういいじゃない」
「キスして・・・」
そういって奈津美は昭の耳の後ろに手を当て、顎のあたりに唇を寄せてきた。
昭が顔を少し横に向けただけで、奈津美の唇が昭の唇に吸いついてきた。
奈津美の手の思いもかけない強い力で、昭の頭が奈津美のほうに引き付けられていく。
奈津美のどこにこんな力があったのだろうかと驚きながら、昭は目を明けたままで奈津美のキスを受け入れた。
舌が口の中に入ってきた。
昭の舌と奈津美の舌が絡み合う。
昭の股間はズボンの中で、もう痛いほどに勃起していた。
奈津美の手が昭の耳のあたりから胸元に下がり、昭の厚い胸板を撫ぜ回している。
シャツのボタンを外して、昭の胸の肌を奈津美は撫ぜていく。
「ねぇ・・・」
甘い声で奈津美は昭を求めた。
「うん?」
奈津美がこれまでに自ら昭を求めたことは一度もない。
それが今晩、こんなに昭の肌を求めている。
そのあまりにも大きな変化に昭は戸惑っていた。

「ねぇ・・・、ねぇ・・」
奈津美が昭に体を摺り寄せてぴったりとくっつき、首筋に唇を這わせていく。
その手はもう昭の股間にまで下がり、スボンの上からその中にある固く勃起しているものを撫ぜ回している。
ズボンの中で固くなっているペニスは、さらに奈津美の手の刺激を受けてその固さを増していくようだ。
「ちょ、ちょっと待って」
ズボンの中のペニスが痛くて、昭はもう我慢ができなくなってきた。
ソファから腰を少し浮かして、ズボンのウエストを外しファィスナーを下した。
その中から固くて大きくなったペニスがビンと飛び出してきた。
「ふぅ」
昭は痛みから解放され、少しため息をついた。
股間から垂直に天井を向いて飛び出しているペニスを見て、奈津美は少しニヤッと笑ったように見えた。
奈津美は、そのしなやかな指先で直にペニスの先端をそっと触った。
触れるか触れない程度の指先の感触が、昭の神経を興奮させていく。
先端からその根元のほうへと指先が少しずつ動いていく。
「うっ・・・」
しなやかな指の動きに、つい声を漏らしてしまった。
その声を聞いて、奈津美の赤い口紅のついた唇が微笑んだ。
薄いピンクのマニュキュアをした奈津美の指が、しなやかな動きを少しずつ早める。
声が漏れそうになるのを堪えていると、眉にしわが寄ってくる。
昭のその癖を奈津美は知っているかのように、さらに指をしなやかなに動かした。
もうビンビンに固くなったペニスに、奈津美は両手を当てて、手の平で包みこむようにしてその形を大きさをまるで確かめているかのようだ。
温かい手の平の温度が昭に伝わってくる。
しばらく、手の平で抱き込むようにして触っていた。
昭の横に座っていた奈津美は、ソファから腰をするりと下ろして、床に膝立てをするような格好になって昭の太ももあたりに体を寄せてきた。
太ももに顔を摺り寄せながら、それでも右手にはペニスを離さず、左手で昭のその太ももをさすっている。
ソファに座って奈津美にされるがまま、ペニスを弄ばれる快感を昭は楽しんでいた。
今は膝元にある奈津美の頭を、上から見下ろしている。
少し茶色く染めた髪の毛が、ゆるくカールしながら昭の膝に垂れている。
上目づかいで昭の表情をチラリと見て、
「ねぇ・・・」
また同じ言葉を繰り返している。
「うん・・?」
奈津美の言葉の意味を昭は理解できていなかった。
「舐めていい?」
今度ははっきりと自分の気持ちを言葉にして昭に問いかけた。

「あ・・・、ああ」
昭は、こんな言葉を奈津美から聞いたのは初めてだった。
これまで奈津美がこんなことをする女性だとは思っていなかった。
むしろ、昭から言い出したらきっと嫌悪するだろうとさえ思っていて、聞くことすらしたことはなかった。
それが今晩は自ら舐めたいと言ってきたのだ。
昭はそれを拒むこともなく、ただ受け入れた。
いたずらっぽく奈津美は昭をチラリと見上げたかと思うと、赤い口紅のついた唇を天井を向いて固くなっているペニスの先端に触れさせてキスをした。
先端付近に何度かのキスをした後、カリから竿のほうへと唇をつけたままで移動させていく。
根元のほうにまで唇を這わせてから、今度は舌でまた先端のほうまで舐め上げていく。
「うぅ・・・」
奈津美の唇の感触が、昭の神経を喜ばせている。
カリから先端まで舌で舐め回し始めた。
自分の股の間にある奈津美の頭を見降ろしていると、カールした髪の毛が揺れている。
奈津美の右手の指がペニスの根元から玉のあたりをまるでマッサージをしているかのように揉んでいる。

「ああぁ・・、いい・・・」
唇の感触と右手の刺激に、昭は声を漏らした。
その声に反応して、一度唇を離してから少し呼吸を整えるかのようにしてから、また先端にキスをした。
そのまま奈津美はペニスから唇を離さずに、くわえ込んでいった。
ペニスのまわりに奈津美の柔らかい内側の唇の感触が伝わってくる。
しばらくの間、くわえたままで奈津美は動かなかった。
舌だけがチロチロと口の中で動いて、ペニスの感触を確かめていた。

さっき飲んだワインの酔いが今になって急激に昭の理性を奪い始めている。
少し頭がクラクラとするような感覚を昭は覚えた。
自分の股間にある栗色の髪がゆらゆらと動いている。
その動きに伴って、ペニスに快感が走る。
「う・・・・」
声が漏れた。
奈津美を襲いたい。
そんな衝動が昭を突き動かし始めた。
「よし、そこまでだ」
「さあ、ベッドに行くぞ」
そう言って昭は奈津美の口からペニスを抜いた。
奈津美の赤い口紅の色が、少しペニスにも移っている。
奈津美がゆらりと立ち上がった時、昭はこれまでに口にしたこともないような言葉を奈津美に投げかけた。
「そのままショーツとブラジャーだけを残して、後は全部脱いで」
昭の思いがけない言葉に、奈津美は少し動揺したかのような表情を見せたが、抵抗する様子はない。
「ここで脱ぐの?」
「そう、ここで脱いで僕に見せてごらん」

「・・・・・・」
奈津美はその言葉に返事をせず黙ったままで、ソファに座っている昭から見られながら、白いブラウスのボタンを外していった。



                             


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