M女の隠れ家                                            <SM小説 電話調教の子>


第11話  イキますぅ・・。

十九まで数えた時、美穂の体に大きな変化が現れた。
イクのを我慢し続けて、数を数えていると、突然真っ白になっていた頭の中のチカチカと光るものが見え、それがグルグルと回り始めたのだ。
体がガクガクと震え、全身から汗がドッと噴きだし、美穂の体が限界を超えたことを示していた。

「だめぇ・・、だめぇ・・、イク、イク、イキますぅ・・・」
決められた僕との約束の二十を目前にして、美穂は限界を超え我慢できなくなってしまったのだ。

僕はきつく言った。
「まだダメだ!」
「まだにじゅうを言っていないぞ! まだ我慢しろ」
僕の厳しい言葉に、美穂は限界を超えた自分の神経の高ぶりを無理やりに押さえ込もうとした。

「いやぁぁぁ・・・、ああぁ・・、ご主人・・さまぁ・・・」
泣きながらも、僕の言葉の強さに怯えて、美穂はイクのを押さえ込んだ。
だがオマンコの中のサインペンの刺激とクリトリスへのタオル地の摩擦がある限り、そんな無理やりの押さえ込みなどすぐに快感の波に流され飲み込まれてしまうものだということを、僕はよく知っていた。
今の美穂の状態だと、あとせいぜい5秒から10秒くらいでまたすぐにイキそうになるのは目に見えていた。
僕はそれを熟知している。

僕はにじゅうという言葉は言わずに、ただ黙ったまま美穂の喘ぎ声を聞いていた。
「はっ、はっ、はっ・・」
およそ10秒ほどが経った時、
「あああ・・、ご主人サマ・・、イキそう・・、イキそうですぅ・・・、にじゅうを・・にじゅうを、早くください・・・」
「早くぅ・・・」

「そうか、イキそうになってきたか。にじゅうが欲しいんだな?」
僕はゆっくりとした喋り方で、イキそうになっている美穂をじらしていった。
そんな僕の言葉にじれて、美穂が泣く。
「ああぁ・・・、早くぅ・・、お願い・・です・・・」
体がガタガタと震え、そのために股間に突き刺さっているサインペンはオマンコの中で暴れ回っているのだ。
もう美穂は自分で自分の体をコントロールすることがでなくなってしまっていた。
美穂の意思とは関係なく、美穂の体はいやらしい刺激に反応してくのだ。

「早くぅ・・・、にじゅうを・・・」
上を向いて口をパクパクとさせながら、止まりそうになっている息の中から美穂は僕に哀願する。
もう声にならないくらいだ。

「そうか、にじゅうが欲しいか、じゃあやろう、ほら、にじゅうだ。にじゅう・・・」
遂に僕は美穂ににじゅうを与えた。

「にじゅう、にじゅう・・・。ああっ、イキます・・、イキますう・・・・」
そう言ったまま、携帯電話から美穂の声が聞こえなくなった。
だが電源が切れたわけではなさそうだ、布団の擦れる音が時々聞こえてくる。
無音の時間がしばらく過ぎた時、
「ハアッ・・・、イキますう・・」
美穂の声が微かに聞こえた。
そして、また無言の時が過ぎていく。

「・・・・・・・・・・・・・・」
何か音が聞こえた。
「・・・・はぁ・・・・・・、はっ・・・・・・・」
美穂の息をする音だ。
クライマックスを超えたのだ。

「はあ、はあ、はあ、はぁ・・・・」
美穂の呼吸が荒れているが、それが段々と大きな音から小さくなっていく。
「はっ、はっ・・・・、ふっ・・・、ふー・・・」

「どうだった? 美穂」
呼吸が落ち着いてきた頃、僕から美穂に質問した。
「・・・うふふ・・・、すごかった・・」
笑い声だ。
なんとこんな時に、美穂は微かではあるが笑って僕に答えた。
「すごくよかったですよ、ご主人様ぁ」
うれしそうな声だ。
まだ少し呼吸が乱れているようだが、話し方はちゃんと元に戻っている。

「そうか、よかったか。これで僕のいい奴隷になれたな、美穂」
「はい♪ ご主人様」
僕のいい奴隷だと言われて、美穂の声が喜んだ。

「まだサインペンは入ったままかい?」
「さっき・・・、抜きました」
「そうか、どうなっていた?」
僕はそれを聞きたかった。
「・・もうべとべとでした・・・。でも気持ちよかった」
その言葉を聞いて、僕は満足した。
いい返事だった。
「よし、今日はもう疲れただろう。ここまでにしようか。」
「はい・・・、ご主人様・・」
少し寂しさを感じる返事だった。
だが、電話調教を始めてから、もう2時間くらいも経っていた。
美穂の体もクタクタになっているはずだ。
「うん、じゃあ、おやすみ」
「はい・・・、おやすみなさい・・、ご主人様。今日は、ありがとうございました」
そう言って電話は切れた。

電話調教の初日は、終わった。

            (完)

戻る